税務署から突然郵送されてくる「お尋ね」。お尋ねとは何か、回答書の書き方、税務署への対応方法などについてご説明しています。
税務署から突然郵送されてくる「お尋ね」。お尋ねとは何か、回答書の書き方、税務署への対応方法などについてご説明しています。
海外送金の後に税務署から突然送られてくる「お尋ね」は、質問項目がいくつか存在する「回答書」の形式として届きます。回答書作成の際には、事実に基づいた形で、かつ税務署に疑いをかけられないように書く必要があります。具体的な書き方のポイントについては個別のアドバイスが必要になりますので、ご相談ください。
回答書のフォーマットは以下のようになっています。 記載する内容としてはとてもシンプルですが、書き方にはコツがあります。 ご不安があればまずはお問合せください。
※回答書のフォーマット例
○国外への送金の内容について(回答)
※ 平成 年 月 日の送金について記入をお願いします。
Ⅰ あなたの職業、生年月日などについて
一連番号 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
職業 | 生年月日 | 大・昭・平 年 月 日 | ||||
勤務先 | 名称 | 年 月 日 | 部・課名 | 役職名 | ||
所在地 | 電話番号 | ( ) |
Ⅱ 確定申告書の提出状況について
平成 年分の確定 申告書の提出状況 |
① 平成 年 月 日 ○○○税務署(又は○○○市区町村)に提出した。 (申告書に記載した住所: ) ② 申告書は提出していない。 |
---|
Ⅲ 今回の送金に係る取引内容等について、該当欄に記入(該当事項に○)をお願いします。
イ | 輸入代金の送金等 | 輸入物品名 |
---|---|---|
輸入先等(氏名(名称)、住所(所在地)) | ||
ロ | 預金、不動産等の購入、 投資、貸付金、借入金、 利息の支払い等 |
具体的な内容 |
預金、投資先、不動産の所在地、貸付・借入先等(氏名(名称)、住所(所在地)) | ||
ハ | 給与、報酬の支払い等 | 具体的な内容 |
給与等の受領者(氏名(名称)、住所(所在地)) | ||
二 | 贈与、生活費、学費等 | 具体的な内容 |
相手先等(氏名(名称)、住所(所在地)、続柄) | ||
ホ | その他 | 具体的な内容 |
相手先等(氏名(名称)、住所(所在地)) |
Ⅳ その他の確認事項(上記各欄で記入しきれない事項等)
※ 送金明細など、内容の分かる書類の写しの添付をお願いします。
以上のとおり回答します。
平成 年 月 日
(住所) (氏名) (電話番号) |
作成税理士 (住所) (氏名) (電話番号) |
Ⅰ、Ⅱはそのまま埋めていくだけですが、Ⅲの書き方がポイントです。
例えば「贈与」については、1,000万円を超えると税率が50%と非常に高くなっていますので、できれば○をつけたくありませんが、実態と合わないような回答をしてしまうと「疑い有り」として徹底的に調べられる可能性がありますので、実態に即した内容で回答することが必要になります。
回答書の作成やその後の税務署との対応など、ワンストップでのサービスメニューをご用意しておりますので、ご不安な方はご検討ください。
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